私は3年間田舎に転勤をしていたのですが、田舎は娯楽もなければ、交通アクセスも悪いです。
都会から田舎の転勤だったので、当然うつになりそうでした。
最初の半年間は生活環境が変わるので、新鮮な気持ちでしたが、半年経てば、飽きてくるわけで、更に追い打ちのように新型コロナの流行で都会へ遊びに行くにも制限がかかるわけです。
同じような境遇の方もいると思うので、3年間の経験からの私なりの鬱対策を書こうと思います。
田舎には娯楽がない
田舎はアメリカのように車がないとどこに行くにも遠いです。
なので長期で田舎勤務になる場合は、お金はかかりますが車は必須になってきます。
しかし私の場合、運転免許証は身分証明の為に作ったので、それまで車を運転したことがありませんでした。
なので、最初の半年間は近くの教習所でペーパードライバー教習を受け、車の練習からのスタートでした。
都会に住んでいた頃は車に全く興味はありませんでしたが、徐々に車に興味を持つようになり、いい車が欲しくなりました。
このように都会では体験出来ない新しい発見を見つけることによって、割と新鮮な気持ちを保つような思考になりました。
田舎は山も多いのでソロキャンもいいかと思います。
田舎は店が少ない
これは最初は私にとって致命的でした。
外食行くにしても、服を買うにしても歩いて行くどころか電車で行くのも不便なのです。
上記のように車を運転できるようになってからは、移動範囲が広がりましたが、やはり都会に比べ店は大幅に少ないです。
ただ思い返せば、逆に田舎のメリットで、店が少ないので店選びが楽でした。
特に私の転勤先は日本海側で魚が美味しく、あまりハズレな店はありませんでした。
これが都会だと例えばデートでどこ連れて行こうとなると、
選択肢が多いので店選びに慎重になり時間がかかってしまうのです。
行くとこがいつも同じというデメリットもありますが、もし友人が遊びに来てくれる時は店選びは楽かと思います。
友達がいない
田舎転勤あるあるですが、友達がいないので、休日はいつも一人で暇です。
ただ田舎など全国で転勤がある会社は規模感が大きい会社だと思います。
残念ながら田舎は車社会が故に都会と違って飲ミニケーションはありません。
しかし時代は変わりました。
今はオンライン飲み会が普通の時代になりました。
10年ほど前から『Skype飲み会』というものがありましたが、今はZOOMやLINEなどツールが広がり、『オンライン飲み会』と言葉も広い意味になりました。
田舎の地元民はコミュニティが狭く、付き合いは悪くないパターンが多く、同じ転勤組は同じ境遇なので誘いやすいと思います。
職場の環境にもよりますが、積極的に会社の同僚と仲良くなるのをおススメします。
それでも鬱だ
一人になる考え事が多くなり、『いつになったら本社に戻れるのだろう』と不安に駆られる時があります。特に2年目、3年目になった時です。
そういう時はジムに通うなど運動をおススメします。
私も元々ジムに通うタイプではなかったですが、
田舎あるあるで車の移動が多くなり、運動不足でみるみる太りました。
これがきっかけで休みの日は朝ジムに通うようになりましたが、結構ポジティブな気分になるような気がしました。
これも科学的根拠があるようで、運動をすることによりセロトニンという神経伝達物質が分泌されるようで、このセロトニンは抗うつ作用があるようです。
体も鍛えられて、心も保てるようになり、一石二鳥でした。
以上が私が田舎転勤を3年間乗り越えた経験談です。
田舎ライフを楽しみましょう。