先日福岡PayPayドームへ行きました。
天気もよくいい写真が撮れました。
しかしこの時思ったのですが、『福岡PayPayドーム』は名前がダサいと感じました。
PayPayという響き、イントネーション?からでしょうか。
日本のドーム施設を調べてみました。
日本のドーム一覧
・京セラドーム大阪(大阪)
・バンテリンドームナゴヤ(愛知)
・福岡PayPayドーム(福岡)
・札幌ドーム(北海道)
・メットライフドーム(埼玉)
なんと東京ドーム、札幌ドーム以外は企業名やサービス名が含まれていました。
ナゴヤドームがいつの間にかバンテリンドームナゴヤになっていたのにビックリしました(笑)
ネーミングライツが理由
この施設名に企業名が入るのは、ネーミングライツが背景にあります。
ネーミングライツとは、施設の建設・運用調達の為に施設の名称にスポンサー企業の社名やブランド名を付与することです。
もともとの始まりは東京スタジアムが2003年にサントリーがネーミングライツで取得し、『味の素スタジアム』で名称が変わったことから広がっています。
スポーツ施設だけでなく、公園や公道にもネーミングライツ、命名権市場は広がっているそうです。
ネーミングライツのメリット
ネーミングライツ、命名権の売却は主に経営難の企業や店舗維持の為の資金取得手段として使うことが多くなっているそうです。
売却元は売却により資金が得られて、取得した企業は社名や商品名で施設に命名することによって宣伝効果にもなるようです。
たしかにPayPayにしてもバンテリンにしても、施設名との組み合わせでアンバランス感があるもののその商品自体を手に取ったことがない人にとって、宣伝効果はあると思います。
京セラドーム大阪の由来
今まで気にしてなかったですが、大阪ドームから京セラドーム大阪に変わった背景も調べました。
大阪ドーム・Wikipediaより
経営破綻が危ぶまれていた最中の2004年6月、近鉄がオリックス・ブルーウェーブとの球団合併計画を発表しドーム経営の先行きはさらに不透明となっていく。結局2004年11月に大阪シティドームは特定調停を申請、事実上の経営破綻に陥った。
京セラ傘下の京セラドキュメントソリューションズは、2003年4月から大阪ドームの場内に広告を掲出している。このことから2006年1月中旬頃、大阪シティドームが京セラに施設命名権の売却を打診したところ、京セラ側がこれに応じ、大阪シティドームと京セラは同年3月2日付で命名権契約に基本合意し、同年4月1日付で呼称を「京セラドーム大阪」に変更することが決定した。当初、京セラ側は呼称を単に「京セラドーム」とする意向であったが、地元商店街や周辺住民などから「大阪の名を残してほしい」と請願があったことなどに鑑みて「大阪」の名が残ることになった。しかし大阪シティドームは当時会社更生法による更生手続きの最中であり、経営再建に向けた手続きの絡みなどもあって正式な契約書の締結が遅れたため、実際の呼称変更は予定より3ヶ月遅れの7月1日までずれ込んだ。なお契約期間は2011年3月31日までの5年間。契約金額は非公表だが、年額数億円と推定されている。なお、京セラは当時の大阪シティドームの経営再建問題には一切関与していない。
大阪シティドームと京セラは、1回目の契約満了を前にした2011年1月11日に、同年4月1日から2014年3月31日までの3年を対象に命名権契約を更新したことを公表。さらに京セラは、2013年12月11日に、2014年4月1日から2017年3月31日までの3年間にわたる命名権契約の締結で大阪シティドームと合意したことを発表した。ただし、上記の契約ではいずれも、契約金額を明らかにしていない。なお京セラでは、命名権契約を2度更新したことへの狙いについて、「ドームには来場者が多く、企業イメージの向上を図ることができる」とのコメントを出している。2017年4月以降も継続して名称を使用しているが、契約更新に関する発表はされていない。
僕自身もイベント関連は京セラドームによく行くのですが、経営難だったことは知りませんでした。
スポーツ観戦もそうですが、アーティストの記念的なコンサートや大規模イベントと言えば大阪ドームなので、今後も残っていて欲しいですね。
結論:時間が経てば慣れる。
結論ですが、施設の名前が変わっても時間が経てば慣れます。
ドラえもんの声やクレヨンしんちゃんの声も変わりましたが、最初は違和感はあったもののみんな慣れたはずです。
時間が経てばバンテリンドームやPayPayドームも地元に親しまれる観光名所にもなるはずです。