こんにちは!転勤族のするめです!
今回は大学生で単位が足りず、留年しようか、もしくは留年しそうで悩んでいる方に自分の経験談をしようと思います。
私の場合は単位が1つだけ足りず、またテストで2点足りなかった為、教授に直接泣き寝入りで交渉しましたが留年決定しました。。
僕の当時就職が決まっていなかったため、就職留年のような形で大学生活RE:STARTでした。
でも結論から言うと留年の1年間はすごく充実しました 。
留年は友人が先に卒業されと言いますが、私はサークルに所属していたため後輩と飲みに行けたり、新しいアルバイトを始めて新しい出会いなどありました。
留年はネガティブなことばかりではありません。
留年をしたことによる親への説明
まず最初の難問は親への説明と言い訳からでした。
僕の場合、奨学金など借りず全て親が学費を払っていたので、最初の難問はあと半年大学生活が延長になってしまったという説明からでした。
もし親が寛大な家庭であれば、留年した年分払ってくれると思うが、僕の場合は厳格だったため学費は自分で払うと宣言したため、ここは何とか場を凌げました。
半期の学費が50万円だと記憶をしていますが、春学期は休学し、秋学期受講で1年間のスケジュールを組みました。
またアルバイトをしながら就職活動も進めたので、なかなか過酷だったと思います。
今まで無縁だった初めての税金手続き
すぐに大学へ休学手続きを行いましたが、これはそんなに大変ではなかったと記憶しています。
当時驚愕だったのは税金手続きでした。
いきなり何万円かの税金の請求書が届きました。
その当時は本当に無知で今のようにインターネットも盛んではない時代だったので、とにかく焦りました。
ただ、学生には以下のような制度があります。
国民年金保険料の学生納付特例制度
日本国内に住むすべての人は、20歳になった時から国民年金の被保険者になり、保険料の納付が義務づけられていますが、学生については、申請により在学中の保険料を猶予される『学生納付特例制度』が設けられています。(※1)本年度の所得基準(申請者本人のみ)
128万円(令和2年度以前は118万円)+扶養親族等の数×38万円+社会保険料控除等
(※2)学生とは、大学(大学院)、短期大学、高等学校、高等専門学校、特別支援学校、専修学校及び各種学校(※3)、一部の海外大学の日本分校(※4)に在学する方で夜間・定時制課程や通信課程の方も含まれますので、ほとんどの学生の方が対象となります。
(※3)各種学校
修業年限が1年以上の課程に在学している方に限ります(私立の各種学校については都道府県知事の認可を受けた学校に限られます。)
(※4)海外大学の日本分校
日本国内にある海外大学の日本分校等であって、文部科学大臣が個別に指定した課程対象となる学校は学生納付特例対象校一覧より確認していただくことができます。
日本年金機構
僕はすぐに住んでいる市役所に行き、手続きを済ませました。
意外と知らない人も多いかもしれませんが、上記に当てはまる20歳以上の学生は税金が免除されるわけではなく、後々支払う猶予期間が与えられるというような感じです。
学費を稼ぐためとにかく必死だったアルバイト生活
当時はとにかくハードでした。
考えようによっては今より働いていたかもしれないですね。
平日は就職活動をしながらコンビニアルバイト、土日はイベント関係の派遣スタッフをしていました。
また6月に内定が決まり、その関係で土日のイベント関係の派遣スタッフは辞めて、面白そうな映画館のアルバイトをやってみました。
映画館のアルバイトはレイトショーで基本深夜まで働いていましたが、週5で朝昼はコンビニアルバイト、夜は映画館のアルバイトでかなりハードでしたが、充実感があり楽しかったです。
当時それ月20万円は稼げていたと思います。
留年しても意外と影響を感じなかった就職活動
結構留年して心配される方は一番心配されることかと思います。
今も当時もそんなに変わらないと思いますが、あまり影響はなかったと思います。
なんせ僕は留年だけでなく浪人もしているのですから。
何故留年したかもそんなに聞かれた記憶がありません。
そもそも経歴で留年を気にするような企業は履歴書かエントリーシートで足切りすると思いますし、留年理由を聞かれたとしてもポジティブに言いまわせば乗り切れると思います。
僕の場合、この留年した経験のおかげで上記の目的を持ったアルバイトで学費の支払いを達成させるという短期目標がありました。
それをひとつのエピソードとして面接で話せたのも良かったと思います。
新卒採用は即戦力よりもポテンシャルを重視されるはずです。
なので、留年したからと言って就職出来ないなど悲観する必要はありません。
という感じで私の留年ライフは大変でしたが、とてもいい経験になりました。最後の1年が大学生活で一番楽しかったかもしれません。
もし同じような境遇の方がいたら、あと1年大学生活楽しみましょう!