仕事の都合で年に数回宮崎県に訪れることがあります。
結構過激なタイトルになってしまったと思いますが、結論から言うと宮崎県は田舎です。
また宮崎県はイメージ的にも以下の感じかと思います。
宮崎県って昔そのまんま東が知事をやっていて、たまにテレビで宮崎PRしているよね。
どげんかせんといかんって方言の県だっけ？
こういうイメージが一般的だと思います。
ただ田舎には都会にはない魅力も沢山あると思うので、語っていこうと思います。
宮崎県について
簡単に宮崎県の概要についてです。
人口108万人
面積7735㎢
年ごとの実際の天候は別として、『西日本一天気がよく、九州一降水量が多い』と言われています。
梅雨や台風の季節には雨が大量に降りますが、全体的に晴れの方が多いようです。
そのためサーフィンには最適な県と言われています。
その中の宮崎県の木崎浜海岸はサーファー達の聖地の一つと言われていて、2019年にサーフィンの世界大会が開催されているサーフスポットとして知れ渡っています。
宮崎といったらサーフィンですよね！
転勤で福井県に住んでいた時は日本海側の気候の関係で雨が多かったですが、いつも宮崎転勤の方々は羨ましく思っていました。(本気でです。)
なぜ宮崎県は陸の孤島と呼ばれているのか？
ネットで『陸の孤島』と検索すると『宮崎県』がヒットすることが多いです。
おそらく交通網の関係からだと考えられます。
上の図は九州新幹線の路線図ですが、東九州は新幹線が通っていないことも一つの要因です。
長崎も新幹線が通る計画もありますし、大分に関しては九州の都市・福岡に近い為に宮崎が陸の孤島と呼ばれる要因かと思います。
小倉から宮崎まで特急が運航していますが、約5時間かかります。
このように鉄道での移動手段が結構難易度高いためだと考えられています。
ただ飛行機に関しては空港があり、宮崎空港から宮崎駅まで約20分なので、空港から都市圏までのアクセスは九州の中では福岡の次にいいのではないでしょうか
また近年LCCに関しても大阪からはPeach、東京からはJetStarも飛んでおり、航空に関しては充実してきていると思います。
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ちなみに空港から宮崎市まで20分程度ですが、電車の数が少ないので注意。
ちなみに鉄道はJR九州。
徳島県と同様、全区間単線で新幹線停車駅はなく、県内に鉄道事業者が一つしかないようです。(鉄道事業者が1つしかないのは宮崎・大分・沖縄の3県)
田舎ならではの自然の絶景観光名所がある
宮崎県は都会にはない田舎の強みである自然の絶景スポットがあるという強みがあります。
勿論都会でも郊外に行けば、自然の絶景スポットはありますが、宮崎県は数で言うと都会と比較し、有利だと思います。
そのいくつかをご紹介しようと思います。
願いが叶うクルスの海
海で浸食された岩が十字架に架け、近くの岩と『叶』の文字を形作っているように見えることから『願いが叶う』と言われています。
僕も何度かここには訪れたことがあり、県外ナンバーの車も多く訪れ、宮崎定番のパワースポットでもあります。
願いが叶うクルスの海は日向市にありますが、日向市へも行ってきました！
天孫降臨の神話が伝わる高千穂峡
おそらく宮崎の観光地で最も有名な絶景スポットだと思います。
古事記・日本書紀に記された『天孫降臨』の舞台がこの一帯だと言われ、神話にまつわるスピリチュアルスポットが沢山存在するとしています。
断崖の高さは50～100m、東西7Kmにわたって続く峡谷です。
峡谷内の遊歩道散策や貸ボートに乗って楽しめます。
霧島・えびの・生駒高原
霧島は宮崎県と鹿児島県をかかる霧島連山の麓(ふもと)にあり、全国屈指の人気温泉地です。
霧島神宮をはじめ自然を生かしたレジャー施設も充実し、花やトレッキングが楽しめるえびの高原(丸正フーズのウインナーでご存じではないでしょうか？)、コスモス畑で有名な生駒高原では自然の美しさを実感できます。
秘境・椎葉村
ほとんど熊本県に近い位置づけで、宮崎県の北西になり、九州山地中央部の山々に囲まれ、宮崎のマチュピチュと呼ばれています。
椎葉村が舞台の映画も制作され、市原悦子の遺作映画作品にもなっています。
椎葉村については別で記事を書きました。
美味しい食べ物もたくさんある
宮崎県のご当地グルメと言えば、チキン南蛮・地鶏炭火焼・宮崎牛を連想されるのではないでしょうか？
そのほかにも郷土料理の冷や汁・肉巻きおにぎり・レタス巻き・餃子も宮崎の定番グルメとなります。
この中に餃子とあり、『ん？』となった方もいるかもしれませんが、実は宮崎県宮崎市は総務省・家計調査にて2020年上半期の1世帯当たりの餃子購入額ランキングで宇都宮市、浜松市を抜き、1位に輝いています。
マツコの知らない世界の餃子の回でも上のエピソードは紹介されていました。
このように実は宮崎県は日本で3番目に餃子が盛んな都道府県だったります。
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希少ブランド鶏《妻地鶏》を使った、ワンランク上の宮崎料理を食卓に【妻地鶏】
宮崎は餃子１位の都道府県に！
総務省の2021年の家計調査で１世帯(2人以上)あたりの年間購入額で宮崎市は4184円になり、今までツートップだった浜松市と宇都宮市を抜き初めて全国１位になりました。
特に有名な餃子店が『ぎょうざの丸岡』でこちらは九州だけでなく、大阪・兵庫と関西にも進出しています。
まとめ
僕は仕事の関係やプライベート旅行で九州は全域行ったことありますが、宮崎県は食の文化も盛んで、田舎ではありますが、自然が多く、また梅雨の時期以外は天候がいいことがいいので、おすすめの旅行スポットだと考えています。
上の高千穂峡やクルスの海などは車がないと行けないなど、観光としては難易度は少し高いかもしれませんが、非常に美しい景色が広がっています。
北海道や東北お住まいで行ったことない方は是非遊びに行ってみてください。
